FX 失ってからではもう遅い!資産を守る方法や考え方とは?

Pocket

前回はFXを始めるうえで、必ず押さえておきたい用語や、取引手法などについて記事にしましたが、今回は取引をしていく中で大事な心構えや、考え方についてまとめていこうと思います。

FXで大事なことってなに?それは資金管理だ!

見出しにも記載してしまっているので、既にネタバレ状態ですが…FXをしていく中で一番大事なことは資金管理です。

ここを疎かにしてしまうと折角貯めてきたお金が一瞬でなくなるというケースもありますので(大袈裟ではありません)しっかりと読み進めて下さい。

具体的に説明していきますと、例えば預貯金(余力)が100万円あったとしてその全てをFXにつぎ込み、最初から大きな取引をしようとしないことが重要です。

上記の例でいえば、まずは10万円程度から始めるのが無難です。

なぜかというと理由はいくつかあるのですが、まず預貯金の大半、もしくは全てをつぎ込んでしまうと冷静な判断ができなくなってしまうからです。

『あー今日だけで10万円も負けている』や『次のトレードで必ず取り返してやる』などと負の感情が芽生え始めます。

100万円の資金力を持っている人の10万円の損失と、1000万円の資金力を持っている人の10万円の損失では捉え方や考え方、芽生える感情、全てが変わってきます。

そこでまず考えるべき点は

・自分の資金をどれだけFXに充てるのか(初期投資)

・その中で1回の取引あたりの損失をどこまで許容するのか

以上の2点をまずは考えてみてください。

投資苑という書物を執筆された『アレキサンダー・エルダー博士』はその書物の中で1回の取引における損失は資産の2パーセントまでにするべきだと語っています。

10万円の資金で始める場合は2千円まで

100万円の資金で始める場合は2万円まで

となります。

なぜ、このようなルールを始めに決めておくべきことが重要なのか?

それは人間は弱い生き物で、損失に関しては先延ばしにしようと考えてしまうためです。

このルールを定めておかないと、いざ取引を始めて損失が出てしまっている状況になった際に『明日になれば戻っているかもしれない』もしくは『明日になったらプラスになっているかもしれない』と楽観的に考えてしまう可能性がでてきてしまうためです。

もちろん損失が出ている状況をほったらかしにして、翌日に戻っているケースもあります。

ただ、損失が膨らんでしまうケースもあります。

人間の心理として、最初は『こんなに損失が膨らんでしまってどうしよう…やはりあの時に損切りをしておくべきだった』と考えますが、やがて開き直り『どうでもいいや、なるようになれ』と考え始めるようになります。

これは心理学的にも証明されているプロスペクト理論と呼ばれるものです。

ですので最初の段階で必ず、先程お話しした2点は決めておくようにしてください。

実際の資金管理のモデル例

FXで一番大事なことは資金管理だと説明してきたわけですが、実際にどのように取り入れていくべきなのか、モデル例をあげて説明していこうと思います。

今回は国内の証券会社を開設し、取引を行うことを想定しています。

  • 1ドル100円と設定
  • 資金100万円でスタート
  • 最小取引単価 1万通貨(最小で1000通貨から取引きできる証券会社もあります)
  • 必要証拠金 4万5千円(取引きを行う通貨をドル円の通貨ペアとし、1万通貨で取引する場合)
  • 最大取引可能単価 22万通貨
  • ロスカットは証拠金維持率が100%を下回った際に執行される
  • レバレッジは国内証券会社の最大である25倍

※為替レートが1円変動した際にいくらの損益がでるのかは実際に取引きを行っている通貨数を元に計算をすると分かりやすいです。

1万通貨で取引きしているなら1円の為替変動で1万円の損益

10万通貨で取引きしているなら1円の為替変動で10万円の損益になります。

早速、掘り下げて解説をしていきますと、100万円を元手に1万通貨を取引きする場合は1円の為替変動で1万円の損益になります。

ということは絶対に避けなければならないロスカットの執行に関しては為替レートが100円近く変動した際に執行されるということです。

100円の為替変動…想像つきますか?

1ドル100円の設定でお話をしているので仮に1ドル100円の円高に傾いた場合、もはやドルの価値は紙切れ同然です。

もはや世界恐慌だのリーマンショックどころの騒ぎではなくなります。

つまりなにが言いたいのかというと100万円の資金で1万通貨を取引きするのはかなり安全ということになります。

次に100万円を元手に最大可能取引単価の22万通貨で取引きしたとしましょう。

1万通貨で1円の為替変動をした際の損益は1万円でしたが

今回は22万通貨なので1円の為替変動で損益は22万円になります。

20pips(銭)程度の為替変動で、証拠金維持率が100%を下回りロスカットをされてしまうので、いかにハイリスクなトレードをしているかということを、ご理解頂けると思います。

20pipsくらいの為替変動なら1時間かからず動いてしまうくらいの値幅です。

『手に汗握るギャンブルがしたい!』というかたは別にいいのでしょうが

『FXで生計を立てていきたい!』というかたはきちんと自分自身の資金力と1回のトレードでの損失許容額、取引きをする通貨単位を決めるところから始めていきましょう。

勘違いされている方が多いようですがFXはギャンブルではなく投資の1つです。

FXはゼロサムゲームと称される程、残酷なものです。勝者は総取り、敗者は全てを失うという意味です。

FXはボタン1つで簡単にエントリーできてしまうとっても手軽なものであることは確かですが、貴方が見ている取引き画面の向こう側には何千ものトレーダーが取引きを行っています。FXはなぜ利益がでるのでしょうか?それは負けている人がいるからです。

まず最初の段階では資金を増やすということよりも資金を守るということを意識するべきです。

資金を守れなければ増やすこともできないですし、上手いこと増やせたところで守ることができなければ減っていく資金を前にやきもきすることでしょう。


無理して今すぐ始めるよりも準備期間をしっかり持とう


確かにFXには資金を爆発的に増やせる魅力があります。しかしその反面で一気に資金を減らし、マーケットから退場せざるを得ない人も数多くいます。なぜ、そのような違いが出てきてしまうのかをお伝えしていきます。

まず、圧倒的に多いのが学習時間(準備期間)の違いです。

身近にトレードで生計を立てている友人がいて、その方に教えてもらえるという状況がある場合を除き、ほとんどが独学、もしくは情報商材を購入して勉強することになります。

正直、独学で勉強を進めていくのはかなり難しいです。

なぜならこの世の中には様々な手法があり、人それぞれ体格や性格、考え方が違うように、当然ながら使っている手法も資金力も違います。

色々な本を手に取り、色々な情報商材を買い漁り勉強してしまうと、誰のどの手法が自分自身のスタイルにあっているのかなど、分からずに泥沼にはまり断念してしまうというケースになってしまうことでしょう。

私も最初のころは色んな本を読み、情報商材を買い漁ったりもしましたがトレーダーになるのに遠回りをしてしまったなと痛感した時期がありました。

ですのでまずは『この人なら信用できそう』という人を見つけ、その人の手法をひたすら学んだ方がトレーダーになるために非常に近道で効率的に勉強が進められると思います。

情報商材を選ぶ際のポイントですが、『簡単』『すきま時間で利益』『初心者でも最初の1ヵ月で資産が○倍になった』などの甘い言葉が使われているものは個人的には信用できないと思っています。

正直、そんな甘い世界ではないです。

今日から始めて、明日から利益が出るものでもないです。

トレードで生計を立てている人は必ず、それなりの準備期間があったうえでトレードを始めています。

その辺りをよく理解した上で、FXトレードという選択をして頂ければ非常に嬉しいです。

いかがでしたでしょうか?

FXは非常に簡単に参入できるからこそ、準備期間を設けて自分自身と向き合うことが重要だとお分かり頂けましたでしょうか?

次回は具体的な学習方法などをお伝えしていければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です