FX 相場分析とは?トレードは相場分析が全て?

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前回まで、段階的に様々なことをお伝えしてきましたが、今回は相場の分析方法について記事にしていこうと思います。

相場の分析方法について

偏に相場分析と言っても、人それぞれ相場の見方が違います。

これまで説明してきた取引手法とは異なりますのでその点をご理解ください。

それぞれ軸にする取引手法(仮にデイトレードだとします)にプラスしてこの相場分析を取り入れます。

まず、相場分析には2種類あり、チャートの流れ(ローソク足や相場の勢い)やインジケーター(買われすぎ、売られすぎを表示するものや一定期間の平均を表示するものなど様々なものがある)を使ってチャート上の動きのみで判断するテクニカル分析と世の中で起こっている時事ネタなどを使って分析をしていくファンダメンタルズ分析があります。

どちらも一長一短ありますが、私はまずテクニカル分析をマスターした後にファンダメンタルズ分析を学び、取り入れてきました。

今後、長くFXと付き合っていきたいのであれば、まずはテクニカル分析を学ぶことをお勧めします。

テクニカル分析について考えてみよう

上の画像は2012年2月時点のポンド円チャートになります。

このチャートを見てどう思われますか?あなたなら上がると思って買いますか?それとも下がると思って売りますか?

売買をするという選択をされた方にお聞きしたいのですが、そのエントリーに根拠はありますか?

ここで大事なことをお伝えしますとエントリーをするには根拠が必要です。

『なんとなく上がりそうだから買う』もしくは『勘だけど下がりそうだから売る』などと、いい加減なことをしていると間違いなく早かれ遅かれあなたの資金は枯渇します。

根拠を持つために必要な情報をチャート上に入れてあげて判断をしていくのがテクニカル分析ですので、なにも付け足していないこの状況のチャートでは判断することが出来ません。

そこでなにを付け足すべきなのかというと

・サポートライン(下値抵抗線)とレジスタンスライン(上値抵抗線)

・移動平均線

これらの2つは必ず入れた方が良いのではないかと思います。サポートラインとレジスタンスライン、それから移動平均線をチャート上に反映させたものがこちらになります。

ピンクの線がサポートラインとレジスタンスライン、オレンジの線が移動平均線になります。水色の○と赤色の○の部分でローソク足が止まっていることにお気づきいただけますでしょうか?

あまり印を付けてしまうと見辛くなってしまうため、オレンジの線の方には○印を付けていませんがローソク足が何度もオレンジの線に抑えられていることもわかります。

水色の○に関していうと、するすると下がってきたローソク足をピンクの線が支えてこれ以上下げまいと機能していることがわかります。

赤色の〇に関していうと1度はレジスタンスラインとして機能しましたがやがて突破されてしまい、今度はサポートラインとして機能していたことがわかります。

ここで必ず覚えていてほしいことがあるのですが、相場に絶対はありません。

今回の○印のように機能しているからといってまた次回もそのポイントに来たら必ず機能するということではないので(突破されることもあれば突き抜けてしまうこともある)その点だけはきちんと理解しておいてください。

最初の方で私が『このチャートを見てあなたなら買いますか?売りますか?』と質問したかと思いますが、サポートラインとレジスタンスライン、それから移動平均線を付け足したこの状況で私が回答するとしたら『今の現状ではエントリーせずに様子見をします』と回答します。

インジケーターにはいくつも種類があるので(オレンジの線の移動平均線もインジケーター)それぞれの好みに合わせてチャートに反映していけば良いと思います。

ただし、インジケーターを付け足しすぎてしまうと上の画像のように訳が分からなくなってしまうので、自分なりに大事なものを厳選して使うようにしましょう…笑

ファンダメンタルズ分析について考えてみよう

ファンダメンタルズ分析は世の中で起こっているニュースなどを元に相場分析をしていく方法だと先程、お伝えしましたが一体どのようなニュースを見ていけば良いのか?

一言でいうと為替が動きそうなニュースということなのですが、『為替が動きそうなニュースっていったいなに?』と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

簡単にいうと経済ショックや戦争などの経済に影響を及ぼしそうなニュースのことです。

FXは国の通貨を売買することで利益を出していくものですから、その国の経済状況の悪化が懸念される際(その逆もしかり)や世界情勢などには過敏に反応を示します。

その例として挙げられるのがまず、リーマンショックです。


リーマンショックの「リーマン」とは超大手の証券会社であった「リーマン・ブラザーズ」のことです。
このリーマン・ブラザーズが2008年9月15日に倒産に陥り、これが一番の要因となって全世界に経済危機が広がったため、リーマンショックという名前で呼ばれているのです。
つまり、リーマンショックを最も簡単に説明するならば、「2008年に起こった、リーマン・ブラザーズという会社を発端とした世界的経済危機のこと」となるわけです。

このように全世界中に経済危機が広がってしまったものがリーマンショックです。

その際のドル円チャートを見てみましょう。

リーマンショックの報道が流れてから1日経たないうちに約330pipsも下落しました。

このような際に、値頃感(今が安いから買い時なのでは)と買いポジションを持ってしまったりすると大ケガをしてしまうことにもつながります。

次にチャイナショックの例です。


中国の経済が落ち込むことによって株価暴落の危険性があります。
実際に、2015年6月にそれまで1年間で2倍以上に上昇していた上海総合指数が相場の過熱感や当局の規制強化の動きなどで3週間で3割下落、8月には、人民元の切り下げをきっかけに世界株安が起きています。


様々な状況が重なってしまい、引き起こされてしまったのがこのチャイナショックです。

その際のドル円チャートを見てみましょう。

じりじりと値を下げていたドル円チャートですが、この日だけで約350pipsも下落してしまいました。

ちなみに15分でローソク足を表示させているので(15分ごとに1本増えていく)ほんの15分で約350pipsも下落したことになります。

このようにニュースなどで報道されてからエントリーをするのがファンダメンタルズなので、正直ファンダメンタルズ分析だけでトレーダーとして生計を立てていくとなると様々な経済ニュースを深堀りして見ていかなくてはならないため、ある意味アナリストのような情報や知識を身につけなければならないのかもしれません。

やはり王道はテクニカル分析?

ここまで色々とお話をしてきたのですが私なりの結論を述べさせていただきますと…やっぱりテクニカル分析が王道!笑

テクニカル分析にもファンダメンタルズ分析にもメリット・デメリットがありますが、ファンダメンタルズ分析に特化してトレードをしていった場合に『今後、未来で起こりえる全ての事象を予想できますか?』となってしまいます。

難しいですよね?

というか無理ですよね?

今後、起こりそうな事象をある程度、予想できたとしてもいつ・どこで・なにがをピンポイントで当てるのは限りなく不可能に近いです。

であれば、そのような予想をするのに時間を使うよりもテクニカル分析を極めていった方が遥かに合理的だと私は考えます。

人それぞれ考え方が違うのでもちろん『私はそれでもファンダメンタルズ分析でトレードを極めていきたいんだ!』という方の意見も尊重しますが、私なりの見解としましてはテクニカル分析でまず相場の流れや仕組みを理解して利益を上げられるようになってからファンダメンタルズ分析も取り入れていった方が効果が出やすいのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか?

今回はFXトレードにおけるテクニカル分析とファンダメンタルズ分析についてお話しさせていただきました。

次回はテクニカル分析で活躍するチャートパターンとダウ理論について記事にしていければと思います。

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