バイナリーオプションは本当に簡単なのか?誰でもすぐに高収入?

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今あるレートより高くなるのか安くなるのかを予想するバイナリーオプション(BO)ですが、『誰でも簡単に高収入』などという謳い文句で市場参加者を募っているようです。バイナリーオプションに潜む危険や、本当に誰でも高収入が可能なのかという部分にメスを入れてお話ししていきたいと思います。

バイナリーオプションとは?

バイナリーオプション(BO)とFXを同じものだと思っている方もいらっしゃるかと思いますが全くの別物です。

FXは自分の決めたプライスで利益確定や損切りを予め注文したり、手動で決済を行っていくものになりますが、バイナリーオプションの場合は今のプライス(価格)より高いのか安いのかを予想していく投資方法になります。

緑の○が現在のプライスだったとして、水色の線(判定時間)に到達したときにエントリーしたポイントが判定時間に到達した際に高くなっているのか、安くなっているのかを予想するものになります。

なお、以前まではエントリーしてから10分後のレートが高いのか、安いのかを予想するだけの単純明快な取引ルールだったようですが、ギャンブル的な投機をする初心者の方が非常に多く、投資家保護という観点から新規制が作られたようです。


(1)取引時間は2時間以上とする。ただし、取引は判定時刻の2分前など直前までOK。
(2)原則として権利行使価格(目標レート)は取引開始時点で決定する。これは複数設定されているのが通例。
(3)ペイアウト額(※)は一定に固定。バイナリーオプションの価格の方を変動させるようにする。
(4)ポジションの解消(転売)ができるようにする。
(5)取扱い会社の総取り(俗に言う「レンジ外」)は禁止。

だいぶ複雑になりましたね…。

最近は投資家保護の流れが強くなってきているようです。

上がるか下がるか2分の1を予想するだけなので確率は50%なのか?

『上がるか下がるかを予想するだけなのか…それなら簡単そうだし適当にやっても運が良ければ利益が出るな!』

と安易に手を出してしまうと痛い目に遭うのがこの、バイナリーオプションです。

確かに上がるか下がるかという選択肢からはじき出される確率は2分の1なのですが、サイコロを振って1から3が出るのか、4から6が出るのか一定の確率があるものとはわけが違います。

サイコロではなく、相手は相場という生き物ですしトレンドに逆らった方向に上がった下がったの2分の1の数式を当てはめようとしても当然、成り立ちません。

FXに関しての内容はこれまでの記事の中でも多くお話ししていますので、興味がある方は是非、読んでみてください。

バイナリーオプションが投資に不利だと思う理由

私はFXに関しては投資として成り立つと考えていますが(実際に利益もコンスタントに出ていますので)バイナリーオプションに関しては投資に適していないと考えてしまう点がいくつかありますので、お話ししていきたいと思います。

・リスクリワードが悪い

FXと違ってリスクリワードが極端に悪いので、私は投資には適していないと感じています。

念のために説明しておくと、リスクリワードとは利益と損失の割り合いのことで、リスク(損失)が1万円に対してリワード(利益)が2万円期待できる場合は、リスクリワードが1:2になります。

この場合は2回に1回勝てれば収支はプラスになります。

ただし、FXと違ってプライスがもっと伸びそうだから保有して利益を伸ばそうということが出来ません。

ですので、損失も一定、利益も一定になってしまうのでバイナリーオプションのリスクリワードが非常に悪いということです。

ちなみに予想が外れてしまった場合はもちろん掛けたお金が全て無くなってしまうのですが、予想が当たった場合でも、エントリーした際のペイアウト倍率が低いとあまり利益を受けることが出来ません。

ペイアウト倍率に関しては1倍から25倍以内に設定している業者が多いようです。

・判定時間があるので自由な取り引きが出来ない

先程も軽くお話しさせていただきましたが、バイナリーオプションには判定時間というものがあります。

もちろん途中で売却をすることも出来るのですが、全くプライスが動かなかった際にそのまま保有して様子を見るということも出来ませんし、判定時間の2分前までエントリーをすることが可能なようですが、4時間後や1日後のプライスを予想するのはある程度、検証を重ねていけば難しいものではないのですが、バイナリーオプションのように最短で2分後、最長でも2時間後の短期的な予想をするのは、はっきり言って非常に難しいです。

※最長3時間や23時間の業者もあるようです。

海外のバイナリーオプション業者の実態

先程の見出しの内容は国内のバイナリーオプション業者の説明になりますが、海外にも勿論、バイナリーオプション業者は存在します。

そんな海外業者の実態と、利用する危険性についてお話ししていきます。

・取引時間が極端に短い業者がある

国内のバイナリーオプション業者は判定時間の2分前にエントリーをすることで判定時間までの時間を短縮することが出来ますが、海外業者では常時1分や5分などの時間でサービスを提供している業者も多いようです。

これによって負けたからまたエントリー、更に負けたので…とギャンブル性が非常に高くなってしまうのでお勧めできません。

・出金拒否をされる場合がある

要するに自分のお金を引き出せなくなってしまうということです。

海外業者は日本でいう金融庁に登録していない業者が数多くあります。

営業許可が降りていないのに営業をしているということは、詐欺の危険性も高く、更に日本語サポートがない場合には連絡を取り合うことも難しく、なにかトラブルがあった際に国内に相談窓口もないため、泣き寝入りせざるを得ないケースも非常に多いようです。

いかがでしたでしょうか?

バイナリーオプションに関して楽観的なイメージがあった方も多かったかと思いますが、短期的な目線でプライスを予想することが難しく、投資には不向きということがお分かり頂けましたでしょうか?

余剰資金が潤沢にある際や、きちんと資産管理が出来る方に関しては、取り引きしてみるという選択肢を選ばれても良いかと思いますが、個人的には投資には適さないので、投資を考えておられるのであれば別の方法を探してみることをお勧めします。

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